家政婦のミタ 人を変える一言
人を変える一言とは?
安易な人間は,「その一言だけで変わった」→「その一言で変えられる」
と考えてしまいます。
この間違いには,たとえば研究会に参加して,目の前の成功を表面的に真似しようとして失敗した経験がある教師ならばわかるでしょう。
大学生や大学院生が不幸なのは,「元優秀な教師」に習って,その話に「なるほど」と思っても,それを実行して自分が失敗する機会がないことです。
幸福なのは,それを実行して成功したつもりになってしまう機会がないことです。
人を変える一言とは?
コップに水を1滴ずつ,入れて,こぼれる直前を想像してみて下さい。
最後の1滴で,コップから水がこぼれる。
この1滴が,「人を変える一言」です。
これが,教育でいう「成功」の瞬間です。
その一言の前に,どのくらいの数の「言葉かけ」があったか。
もし「家政婦のミタ」の再放送があったら,丹念に調べてみて下さい。
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