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見えない学力を見える学力に

 信頼されない教師は,「見える学力」よりも「見えない学力」の方が大事なんです,などといって「見える学力」を向上させらない言い訳をします。

 このような教師には絶対にならないで下さい。

 「見える学力」も「見えない学力」も大事なのです。

 小学生なら,「見える学力」の向上が「見えない学力」の向上を加速させます。

 今年も,「みなさんが勉強をする気になるまで待ちます」などといって,2日間,授業をしなかった小学校教師の話を聞きました。

 保護者の訴えにより,「ようやく勉強する気になったようですね」などという寝ぼけた話で授業は再開したそうですが,絶対にこのような教師にはならないで下さい。


 そして,今まで「見えない学力」というイメージに安心感を抱き,学力向上の努力を図ってこなかった教師の目を覚ます(?)評価が,来年度から始まることを確認しておきましょう。

 平成24年度から,観点別学習状況の評価で,「思考・判断」という観点が「思考・判断・表現」というものに変わりました。詳しい説明は省きましょう。


 今まで「見えない学力」などと読んで育成をさぼってきた教師たちは,大慌てすることになります。

 
 「見えない学力」をいかに「見える化」にしていくかが,教師の力量です。

 
 なお,「見える学力」「見えない学力」などという話は,ここ数年で出てきたものではありません。

 これを今ごろ「発見した」などという人がいたら,二十年以上も勉強していなかったことの証明になっています。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より