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2010年1月

成功と失敗の別れ道-12 行動

 考えるために行動する→成功
 行動するために考える→失敗

 問題・・・教えない人間が教師を育てることはできるのか?

 課題・・・子どもを育てている教師に教師を育てる余裕があるか?

成功と失敗の別れ道-11 スキル

 スキルにたよらない→成功
 高いスキルが邪魔になる→失敗

 問題・・・スキルにも壁があることを知った人を絶望させないようにするには?

 課題・・・スキルが高いためにナレッジを軽視する人が失敗する前に気付かせられることとは?

成功と失敗の別れ道-10 差異

 特殊な状況下でも普遍的な価値がつかめる→成功
 特殊な状況だから役に立たないと考える→失敗

 問題・・・違いばかりに関心が向かって、思考停止になる人が成長する可能性は?

 課題・・・様々な特殊な状況から、普遍的な価値を引き出すコツとは?

成功と失敗の別れ道-9 知識

 圧倒的な知識に気後れしない→成功
 知識に圧倒されて自分にはできないと考える→失敗

 問題・・・圧倒的なナレッジで人を成長させることは可能か?

 課題・・・ナレッジを軽視する人たちに、どうしたらその重要性を認識させることができるのか?

成功と失敗の別れ道-8 成長

 長所も伸ばそうとする→成功
 長所だけを伸ばそうとする→失敗

 問題・・・欠点を埋める努力なしに長所を伸ばせば力はつくのか?

 課題・・・欠点を埋めてくれる人と、長所を伸ばしてくれる人を上手く組み合わせて組織をつくることはできるか?

成功と失敗の別れ道-7 組織

 守備範囲を超えられる人→成功
 決まった役割しかしない人→失敗

 問題・・・役割分担が押し付け合いで決まる組織に、成功の可能性はあるのか?

 課題・・・「人の仕事の領域に立ち入る」余裕をもてる子どもに育てるためにはどうしたらいいのか?

成功と失敗の別れ道-6 不可能性

 不可能だという確信をもたない→成功
 不可能であることに確信がもてる→失敗

 問題・・・不可能であることに確信をもっている人はどんな夢が描けるのか?
 
 課題・・・不可能だという確信をもたせないようにするには、限界を超える体験をさせないといけないのか?

成功と失敗の別れ道-5 優位性

 自分より優れた人を意識できる→成功
 自分より優れた人を探せない→失敗

 問題・・・「優れた人」という言葉だけで、学校の場合、「頭がよい人」が連想されてしまうのはなぜか?

 課題・・・ライバルをもって向上心に燃えることは、すべての子どもにとって可能なことなのか?

成功と失敗の別れ道-4 目的と手段

 登頂を手段に努力した人→成功
 登頂を目的に努力した人→失敗

 問題・・・登頂を目的にする指導を受けた子どもが成功することは可能なのか?

 課題・・・達成感を得ることが目的ではなく、手段であることを子どもに分からせることができるのか?

成功と失敗の別れ道-3 長所と短所

 短所を長所に変える→成功
 長所の中の短所が見えない→失敗

 問題・・・短所を改善することで長所がなくなる場合と、長所が伸びて短所がより際だつ場合の別れ道はどこに?

 課題・・・短所は何を基準に意識されるものかを子どもに気付かせることはできるのか?

成功と失敗の別れ道-2 成功例と失敗例

 失敗に学ぶ→成功
 成功例を真似る→失敗

 問題・・・成功例を学んで失敗する人はやはり失敗から学ぶことになるのか?

 課題・・・教師の失敗は、生徒の成功の糧となるか?

成功と失敗の別れ道-1

 謙虚な姿勢→成功
 自己顕示欲の優先→失敗

 問題・・・自己顕示欲の塊のような人から謙虚に学んだ人は、どうなるのか?

 課題・・・「謙虚さ」というのがポーズだけだった場合はどうなるのか?

インフルエンザにかかっていても都立高校が受検可能に!【最新情報あり】

*平成30年度入試では,追試験(追検査)の規定が発表されています。HPをご覧下さい


 別の記事でも補足説明をいたしましたが,こちらのページへのアクセスが増える時期になりましたので,追記しておきます(平成27年1月3日)。

 私の住んでいる地域では,私立高校の受験は全く想定になく,「都立高校」受験だけが高校進学への道だった生徒がたくさんいました。

 しかし,もしこのような生徒が,入試の直前にインフルエンザにかかってしまった場合,都立高校や中学校の先生に相談したら,「受検はできません」と答えられてしまい,夢が絶たれてしまうことになります。熱が下がっていても,規定の日数を経過し,医師の診断がおりるまでは,正式には「出席停止」扱いになります。

 それを知っている受検生や親は,どういう行動をとるか,想像できますか。

 中学校にも高校にも,自分がインフルエンザにかかっていることを隠すことで,受検の機会が確保できます。

 高校で試験を受けても,他の受検生に感染しなければ,何事もなかったことになります。

 隠すことに成功できた生徒には予定通りの未来が訪れ,正しい判断で隠さずにいた生徒は未来が絶たれる。

 こういう事態を想定しなければならないのが,インフルエンザ対策なのです。

 平成21年の新型インフルエンザのときと同様の対応を,都立高校はべきですが,実態はそうでもないようです。

 「ほとぼりが冷めた」という感じの対応になっていますが,普通のインフルエンザでも,ごくまれに重い症状となる子どももいることを想定に入れるべきです。

 もちろん,管理を徹底するとしたら,入校時に全員の体温チェックをすることですが,下がったばかりの生徒はこれでは見抜けません。

 「別室受検可能」という措置が講じられない以上は,正しい判断をして未来を失うか,隠すという判断をして希望をつなげるかのどちらかが選ばれることになります。

 高校側として,何が正しい行動か,個別に判断することはなさそうですから,都としてはっきりとした見解を示すべきなのです。 

**************************


 平成21年12月17日付けの東京都感染症対策本部・教育庁からの文書「新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第262報)(平成22年度東京都立高等学校入学者選抜における新型インフルエンザへの対応について) 」で、以下のような発表がありました。
 体調不良等の申し出があった場合には、別室受検により個別に対応する。
 また、インフルエンザに罹患している受検生であっても、医師による受検可能の判断等があった場合には、別室受検により個別に対応する。

 これ、都内の公立中学校の先生方や受検生の皆さんはご存じなのでしょうか?

 昨年までは受検不可能でした。・・・というより、「インフルエンザにかかっている生徒は出席停止扱いのはずだから、入試に出席していないはずだ」という回答でした。
 
 私の都への要望は、
「インフルエンザにかかったら公立高校への受検資格を失うことになるというのはおかしい」という意見のもと、
「罹患者が黙って受検することで、感染が拡大する恐れがある」
「出席停止扱いにするという法令の趣旨は、感染の拡大防止のためであって、受検資格を奪うことではない」
「感染拡大防止策としては、別室受検が妥当であり、実際、学校内の定期考査等では行われているはずの措置である」
「したがって、申し出をきちんとさせて、別室受検の措置をとるべきである」
 以上のようなものでしたが、実現してほっとしています。

 残る問題は、私はたまたま都教委のHPを見て知ったのですが、これを知らない教師や中学生はいないのか?ということです。
 直接担当部署に聞けばいいのでしょうが、一度「クレーマー扱い」されると二度と関わり合いをもちたくなくなるものです。クレーマーへの恫喝も記録に残してありますがえげつないものでした。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より