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藤田晋の成長学・教師編41 簡単な課題なら最高の評価はBどまり

 セオリー№41 部下を盛大かつ頻繁に褒めよう

 褒めることが人間の活動のエネルギーをどのくらい高める効果があるのか・・・・。

 定量的に調べることもできそうなこの話題については、「順位を基準にしたもの」「絶対的な価値をもとにしたもの」に分けて考えることが必要でしょうか。

 順位がつくと、当然1位で褒められる人はうれしいものです。3位までは「メダル獲得」圏のイメージがあるのでやはりうれしい。8位までは「入賞」のイメージでしょうか。

 20人いる集団で15位まで表彰するのもおかしな話ですが、10位までならどうか・・・。

 相対的な比較というのは線引きでいつも迷うことになります。

 教師として子どもを褒める場合には、「個人内評価」が基本でしょう。

 どこがどのように成長したのか・・・どこがどのように人から認められるようになったのか・・・・。

 そう考えると、「絶対的な価値」について、基準を設けて評価分けするということの難しさや課題が見えてきます。

 100mを10秒で走る人と、20秒で走る人では、12秒という結果になったときに行う「評価」は変わってくるでしょう。

 「のびしろ」を用意しておかない評価というものにも問題性を感じます。

 課題によってAのレベルが変わるというのもおかしい。

 簡単な課題については、どんなにがんばっても「B」どまりになることが望ましいと思われることはありませんか?

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より