藤田晋の成長学・教師編38 反応を促す表情を向ける教師
セオリー№38 プレゼンでは相手に話をさせよう
教師が毎日行っているプレゼンは、授業です。
最大のコツは、子どもがどのくらい突っ込みを入れられるかどうか。
小学校ではさすがに少数派でしょうが、中学校・高校では教師による一方通行の「講義」が多いと必ず批判されますので、見た目でそれを回避するには、子どもが突っ込んでくる雰囲気をしっかりつくることです。
(外見上は一方通行の「講義」でも、聞き手の頭がフル回転しているものもありますので、一概に「講義形式」が悪いとは言えません)
授業は、子どもと会話しながら進めていくもの・・・そういう実感がもてるかどうかが、教師にとっては成長の鍵になるのでしょう。
子どもに、「何かの反応をしてほしそうな顔を向ける」ことが教師にできるかどうか。
教育実習生が指導案を書くときなど、藤田社長のこんなコメントを読ませてあげたいものです。
資料を熱心に書けば書くほど、確実性が減ったり、説明一辺倒になってしまう危険があります。資料は添え物程度と思い、説明だけでなく、相手の話を聞くことに力を入れてプレゼンするのが、成功への近道です。
« 高等教育における「嘆き」「ぼやき」の世界 ふり返り366日【08/8/2】/第109問 | トップページ | やめるとなぜやる気が出るのか? »
「教育」カテゴリの記事
- 教員になりたての人がすぐ辞める理由(2019.01.12)
- 教育は「願ったもの勝ち」「言ったもの勝ち」ではない(2019.01.08)
- 「一人も見捨てない」は罪な要求である(2019.01.04)
- 列で並ぶこと自体が好きな?日本人(2019.01.01)
「藤田晋」カテゴリの記事
- ネガティブに考え,ポジティブにオリジナルをつくる仕事術(2012.02.03)
- 「仕事術」によって創造力が奪われる(2012.02.01)
この記事へのコメントは終了しました。
« 高等教育における「嘆き」「ぼやき」の世界 ふり返り366日【08/8/2】/第109問 | トップページ | やめるとなぜやる気が出るのか? »
コメント