サクサク現代史!(100ページの1文より)
「分かりやすい」というのが社会では一番の落とし穴・・・・・こういう感覚はあまり一般的ではなさそうなのは、社会科の学習でも「分かる学習」の必要性が叫ばれていることから分かります。
まんがで学べば「分かりやすい」・・・この「分かる」とはどんな意味なのでしょうか。
「騙されている」というのは言い過ぎですが、「納得させられている」「批判力を奪われている」などと表現すれば言いたいことが分かってもらえるでしょうか。
勉強は「サクサク」進む方が快適でよいと思われがちですが、「もっと苦労した方がいいぞ・・・」というご先祖の声が聞こえてきそうです。
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左に掲げた北極中心の地図を見ると、NATOの加盟国がソ連を、北極海をはさんで包囲しているのがわかる。
「ナレッジエンタ」=ナレッジ+エンタテインメント(教養と娯楽)という造語は、どのくらい定着しているのでしょうか。初めて聞いた人でも、何と何が合体してできた言葉か想像しやすいものです。
教養というと「多面的」、娯楽というと「一面的」「一過的」というイメージがあるので、本当に足し算の効果はあるのか?という疑問が残りますが・・・。
実は、娯楽こそが「多面的」「多義的」で、教養というのはその逆だったりして・・・。
今は何でも「ミックス」の時代ですから、この二分法自体も時代遅れなのでしょう。
ちなみに、小五の息子は、コナン・ドラえもん・しんちゃん・両さんたちに歴史を教わっています・・・。
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