親を惑わす専門家の言葉(100ページの1文より)/昭和21年・第117問
教室における「良いけんか」指導の4つのポイントとは・・・・?
1 どちらか一方を勝たせようとしない
2 どちらか一方だけに攻めさせない
3 仲直りしている姿を他の子どもにも見せる
4 日ごろからルールを話し合う
こうなりますか?
そういえば、「ルールとは・・・・・ものである」の「・・・・・」にあてはまる言葉を考えさせたときに、よい方向に発展した事例ができました。
「・・・・」に「破るための」が入ったとき、冗談ではなくて、これを「正しいこと」とするにはどう解釈したらいいか?
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このときも、爪かみは成長の一過程であって、愛情不足とはまったく関係ないことを説明しました。
親を惑わしているのは、本当に「専門家」の言葉なのだろうか?・・・というのが第一印象です。
「情報に踊らされる子育てが悪い」という「情報」は、ますます「情報に踊らされる親」をつくるような気がしてなりません。
教育に関しては、著者自身は分かっていることでしょうが、本の読み手にとって自明であることばかりとは限りません。
「常識」を疑うべきものだと説いているこの本の「常識」をどう解釈したらいいのか。
さまざまな考え方があって、それぞれみんな、怪しい・・・そういう解釈が一番いいのでしょうか?
「良い夫婦げんかの4つのポイント」が参考になりました。
1 勝とうとしない
2 双方でぶつけ合う
3 仲直りしている姿を子どもに見せる
4 日ごろからルールを話し合う
・・・3と4は「けんか」ではないのですが・・・。
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昭和の家庭史トリビア?【第117問】
昭和21年(1946年)の話です。
この年、厚生省人口政策委員会が提唱した運動とは?
① 産めよ殖やせよ
② 産むな殖やすな
③ 産まずに殖やせ
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【第116問の解答】
②の昭和37年でした。
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