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自尊感情が育ちにくい子どもを育てる親・教師

 ある道徳の授業で,人を傷付けるマイナスの言葉をどんどん羅列するという指導がありましたが,醜い人間の姿を見るのは心苦しいものです。

 自尊感情を傷付ける言葉とは何か。

 そういう一覧表をつくるのもいいのでしょうが,人間,ついつい身に付けたばかりの新しい語彙・言い回しは使ってみたくなってしまうものです。

 そういう人間の「活用志向」を良い方向で生かすとしたら,「どういう言葉で自尊感情が高まるか」を追究すべきなのでしょう。

 自尊感情が高まる学校生活は,単に「自分は他より優れていること」を意識する場ではなく,「自分が人の役に立っている」「人を喜ばせている」「人に信頼されている」と感じる場面が多いものです。

 ただ,そういうことが感じにくい学校が増えていることは事実のようです。

 また,幼年期に基本的信頼感を育てられなかった子どもの指導も,特に難しいようです。

 最も簡単な自尊感情を高める方法に教師が走っていく結果,自尊感情が育ちにくい子どもを育てる親・教師が増えてしまいました。

「100ページの1文」(09/08/07)より

ところが一部の子どもが自分のQOLを非常に低く評価しています。

 新書版の本は,1ページの文字数が少なくて・・・。 

 QOL(Quality of Life)は,自尊感情尺度として著者が利用しているものです。

 日本の子どもは,世界的に見ても自尊感情が低い・・・そういう認識が親にない(認識が甘い)・・・そういうデータを説明している中での1文でした。

 自尊感情が高すぎる親と,低すぎる子どもの組み合わせが最も不幸だと思われますが,自尊感情が低い子どもの親自身の自尊感情が低いことも,課題になっているといいます。

 また,児童精神科医の立場としては,自尊感情の平均値が低すぎるために,治療を必要とする子どもが見つけにくくなっている・・・そんな課題もあるそうです。

 一つの側面にふりまわされるのはどうかとも思いますが,「自尊感情」というのは,教育現場でも軽く見られない要素かもしれません。

 
日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より