記憶に頼ろうとすれば思考は停止する
視野が狭くなると、自分の何にどの程度偏っているかが分からなくなります。
逆に、視野が広くなりすぎると、何をどこまで追究したらいいのか分からなくなります。
大事なことは、ポイントを絞るべきときは絞り、大局的に考えるべきときは視野を広げて答えを焦らない。
よくあるのがこの逆で、早く優先順位を決めて重要なことに取り組むべきなのに先延ばしし、今はどうでもいいことをダラダラと議論する・・・・時間の無駄としか思えない会議は早く終わりにしたいですね・・・。
会議はどうあるべきか・・・・本を読んで記憶しているだけでは、いつまでたっても良い会議はできるようになりません。やはり、理解すべきなのです。
「100ページの1文」(09/10/25)より
円周率の100万分の1の位の数はいくつ?
まったくバカらしい話をと思うかもしれませんが,あらゆる受験勉強は,先に申しあげた通りしょせんは記憶力の勝負です。
頭がいい人というのは,「理解」するのが早いため,「単なる記憶」という表現ができてしまいます。
全く何の「理解」もなしに「記憶」することは難しいものです。
本当に「バカらしい話」というのは,たとえば,「円周率の100万分の1の位の数はいくつですか?」というような「問い」が受験で問われることでしょう。
どこかの機関で,「バカらしい問題ワースト10」のような調査・発表をしてもらえないものでしょうか。
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