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落ちる子どもを育てる教育 ふり返り366日【08/8/1-2】/第108問

 リーダーには、その組織の性格にももちろん左右されますが、様々なタイプが存在します。

 小学校では「リーダー」役を固定化しない傾向があるようで、そういうところでストレスをためてきたリーダー候補は中学校でとても積極的に活動します。

 理想は「リーダー」選出が民主的に行われること・・・そのためには「必ずリーダーになれないリーダー候補」が複数いることが必要になります。

 教師として大事なのは、「リーダー」をつくることよりも、「リーダー候補で終わるリーダー候補」を育てることです。

 「弱い子ども」は、「選ばれなかったときのショックが大きいと予想」して、「立候補しない」ことを選択してしまうおそれがあります。また、実際に「選ばれなかった」ことで、大きなショックを受けることもあります。

 これがバネになる子どもと、「根絶やし」になる子どももいます。

 もう一つ、教師としての重要な役割は、より望ましいリーダーを選出できる子どもの育成です。

 これも難しいのですが、だいたいその成果で、「道徳」の教育力は測れるのでしょう。

08/8/1 望ましいリーダーの特徴  リーダーシップに関連する著作は非常にたくさんありますが、「望ましいリーダーの特徴」について複数回答による調査をした結果、次のような順(回答率が高い順)になった(長期間の調査で、上位の項目にはあまり変動がない)という事例が紹介されている本(中谷彪著「信頼と合意の教育的リーダーシップ」晃洋書房)がありました。 正直 前向き姿勢 有能であること 人を鼓舞すること 聡明(知的) 公正 寛容 応援してくれる 率直 信頼できる 協力的 決然とした 想像力に富んだ 大望がある 勇気がある 思いやりがある (以下略)  アメリカ合衆国を中心に、6大陸の国々での調査を集計したものだそうですが、国別の特徴別順位を比べてみると、興味深い点が見つかります。  それは、「望ましいリーダーの特徴」として「正直」を選んだ人が、他国と比べて日本はダントツに低いということです。  原典にあたってみないと、その分の回答がどこにまわったかわからないのですが(もしかしたら「思いやり」か?)、アジア諸国と共通して低いものもある一方で、日本は「正直」であることを「望ましいリーダーの特徴」として選ぶ人が少ないことは非常に目立ちます。  逆に考えると、欧米諸国などは「正直でない」「嘘をつく」リーダーが多いこと、日本では基本的に「正直」であることは当たり前のこと、などのことからくる回答結果なのかもしれませんが。  「有能であること」や「前向きな姿勢」はどの地域の国でも回答率が高い。  また、「人を鼓舞する」ことは、アジア地域がアメリカやカナダ、オーストラリアより低い(日本はその中でも最低)。  この後半の傾向については、私の場合は何となく納得してしまいます。  これらの「特徴」(=「長所」)は、何も企業のリーダーに限らず、日本の学校経営者にも、そして教師自身にも止められるべき資質であるとも考えられます。  「人を鼓舞する」「応援する」リーダーや教師は好ましいことは確かですが、問題はそれを行う「タイミング」と「」です。  以前ご紹介した林壮一著「アメリカ下層教育現場」(光文社新書)では、著書が受けたアメリカのユース・メンターリング(「若者への助言・指導」)のプログラムでインストラクターが示した「状況に応じて使い分ける20種類の褒め方」というのが紹介されていました。  こういう言葉がぽんぽん飛び出している教育現場って日本ではあまり想定できません。  しかし、当然、こういう表現があることを学んで、本当に言われて相手がうれしく感じるとき、効果が大きいタイミングというのをねらって言えることは大事なことだと思います。  英語の方がニュアンスが通じやすいと思いますが、訳語で紹介されているので半分くらいを抜粋します。 「素敵だね!」 「素晴らしい考えだ」 「いい仕事をしたね」 「キミがその仕事を出来るって、こちらは分かっているよ」 「トライし続ければ、必ずやり遂げられるさ」 「まさに、その通りだね!」 「キミがどうやって、それをやったのか僕にも見せてくれるかな?」 「それこそが、進む道だね」 「僕はキミを誇りに思うよ」 「完璧だ!」  「立派だ!」    管理職試験や教員採用の面接で、特定の状況を説明した後、何と言ってどのように褒めるかを演じてもらうような選考内容があってもいいかもしれませんね。

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昭和の家庭史トリビア?【第108問】 
 昭和20年(1945年)の話です。
 この年は、米の収穫量が587万tと、大正・昭和期最大の凶作となり、食糧危機が深刻化しました。米の収穫量は前年比ではおよそ何%だったでしょうか。
 ① 70%
 ② 50%
 ③ 30%

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 【第107問の解答
 ③のタケノコ生活でした。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より