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藤田晋の成長学・教師編11 理想的な異動とは?

 セオリー№11 不満がある時の転職は失敗する

 社会人が「転職」をするケースについては,それを斡旋する会社が様々なデータをもっているのでしょうが,

 「よりよい待遇(給料)を求めて
 「より自分らしさを生かせる職を求めて

 などが勧誘する立場からはアピールしたいことでしょう。

 ただ,中学生でも「そんなに生易しいものではない」ことは想像がつくはずです。

 電車広告などでも,「転職は慎重に」のようなコピーを目にすることがあります。

 「不満がある時の転職」がうまくいかないのはなぜでしょうか。

 それは,転職によって「不満から逃げる」という体質が,「嫌な仕事から逃げる」という職業倫理そのものにかかわってくるからではないでしょうか。

 つぶしがきかない教員の場合,ここでは「転職」は「異動」と置き換えてみましょう。

 勤務校に対する不満がもとで「異動希望」を出す人は少なくないと思われます。

 校内事情ではなく,「家から遠い」とか,「交通が不便」とか,全く自分の都合がもとになっている場合があるかもしれませんが,それは置いておきます。

 「管理職が自分と合わない
 「学年のメンバーとうまくいかない

 そういう人間関係系の悩みについては,人間関係の築き方を教える教師自身が苦手では困ったものなのですが,「相手が変われば状況は自分の望ましい方向へ変わる」という判断は非常に甘いものです。これは,管理職側にとっても必要な認識です。「やっかい払い」は結局,因果応報でさらにパワーアップした問題を抱えることになりがちです。

 異動というのは,どういうタイミングでなされるのが一番ベストかというと,やはり「この人はこの学校に欠かせない」という評価が得られたときでしょう。

 未練が残る異動というのが,私はベストだと考えています。

 「望んだとおりの異動」というのは公立学校の場合,めったにないことだと思いますが,それは本当に本人を幸福にするきっかけになるのかどうか,ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より