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社会科のテストはどう変わるか? ふり返り366日【08/7/02】/第79問

 「説明文から用語を選択する問題」より,「用語から説明文を選択する問題」の方が,得点が低い・・・これはつまり,短文で聞かれ,「単語」で答える=一問一答式の学習ばかりが行われていることを示しているわけでしょう。

 「言語活動の充実」が改訂の要点に入った以上,「単語」で答えて評価されてしまうような試験問題はなくなります・・・こういう単純なところから,「学力向上」は実現できるのかもしれません。

08/7/02 特定の課題に関する調査(社会)結果が公表されています  国立教育政策研究所から、「特定の課題に関する調査(社会)」結果が公開されています。  この調査は、 ①社会科における基礎・基本となる知識・概念②問題解決的な学習 に焦点を当てた調査を実施したもので、ペーパーテストの結果と学習に対する意識や学校における指導の実際等に関する質問紙調査の結果との関連も考察しています。  学習指導要領の解説も出されてきますので、指導の改善に役立てる資料と捉えるならよいタイミングでしょう。  基礎・基本に関する調査結果では、たとえば、中学校の歴史的分野の場合、正解率が高かった(80%以上)ものには、次の3つの特徴が挙げられています。 1.時代の転換にかかわる歴史的事象・・・鎌倉幕府太平洋戦争など。 2.用語から内容が推察されやすいもの・・・刀狩廃藩置県富国強兵世界恐慌冷戦など。 3.歴史的事象が視覚的にとらえやすいもの・・・甲骨文字古墳東大寺南大門の金剛力士像など。  一方、正解率が低かった(60%以下)ものは、 1.主に語意や概念が似ている誤答と混同したと考えられるもの・・・国際連合に対する誤答は国際連盟。 2.主に時期が接近している歴史的事象同士で、歴史の流れや内容の理解が不十分であるために混同したと考えられるもの・・・サンフランシスコ平和条約に対する誤答は日米安全保障条約。 3.主に学習過程でより強い印象をもった歴史的事象に引きつけられたと考えられるもの・・・大和朝廷に対する誤答は邪馬台国。 4.主に覚え間違いや曖昧なままの理解を続けていると考えられるもの・・・○世紀の意味。 などの特徴が指摘されています。  質問紙調査からは、教師の指導方法によって子どもの理解度への影響が見られる内容があり、このような調査結果が現場の教師までわかりやすく伝えられる手段というのも求められていると考えられます。  ちょっと読み続けるにはしんどいページ数がありますが、「ポイント」でおおまかな内容は判断できそうです。  指導上の改善に役立てる内容もごくわずかですから、参考にしていただきたいと思います。

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昭和の家庭史トリビア?【第79問】 
 昭和16年(1941年)の話です。
 食糧増産のため,国鉄の線路脇に植えられることになったのは,どれでしょうか?
 ① 大根
 ② サツマイモ
 ③ トウモロコシ

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 【第78問の解答
 マネージャーは,②の「秘書」でした。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より