「弱さ」が気になる教師と「強さ」が気になる子ども
よく,「弱い」ところは「強い」ところでカバーしよう・・・
なんて言われますね。
障碍でも,視力が弱ければ聴力で・・・や,
国語が苦手なら,○○をがんばろう・・・など。
これも,結局「強い」ことが大切だ,という意味になってしまうでしょうか。
「強制」「強引」などという熟語にすると「悪」・「負」のイメージありますが,「強力」,「補強」という熟語ではプラスの意味か・・・?
教育現場でもさまざまな「強弱」があり,たいてい「弱さ」に足を引っ張られることになりますが,「強さ」だけでもうまくはいかず,「強弱」のバランスは非常に大切なところがあります。
「強弱」と言ったときにはどうしても「強」に軍配が上がってしまいそうですが,「硬・軟」「温・冷」「剛・柔」「緩・急」など,組織の中でのバランス,自分の中でのバランス,そして波。
そういう「動態的」なものを人間関係の中で感じ,学び,調整していく営みが大切なのではないかと思いました。
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