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「弱さ」が気になる教師と「強さ」が気になる子ども

 よく,「弱い」ところは「強い」ところでカバーしよう・・・
なんて言われますね。
 障碍でも,視力が弱ければ聴力で・・・や,
 国語が苦手なら,○○をがんばろう・・・など。

 これも,結局「強い」ことが大切だ,という意味になってしまうでしょうか。

 「強制」「強引」などという熟語にすると「」・「」のイメージありますが,「強力」,「補強」という熟語ではプラスの意味か・・・?

 教育現場でもさまざまな「強弱」があり,たいてい「弱さ」に足を引っ張られることになりますが,「強さ」だけでもうまくはいかず,「強弱」のバランスは非常に大切なところがあります。

 「強弱」と言ったときにはどうしても「」に軍配が上がってしまいそうですが,「硬・軟」「温・冷」「剛・柔」「緩・急」など,組織の中でのバランス,自分の中でのバランス,そして波。
 そういう「動態的」なものを人間関係の中で感じ,学び,調整していく営みが大切なのではないかと思いました。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より