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藤田晋の成長学・教師編9 「ぶつける」タイミング

 セオリー№9 不満はため込まずその都度ぶつけよう

 ここでの「不満」は,ただの「イラつき」のことではなくて,「正当性」のある「不平・不満」のことをさすようです。

 教育の世界では,180度「信念」が違う人が存在しますから,いつでもどこでも「正当性」のある「不平・不満」は転がっているものです。

 ただ,それを「ぶつけて」みても始まらないことがわかっているので,普通は何事も起こりません。

 それでも「今ぶつけないと,相手の教師(またはそのときの子ども)がダメになる」といった場合には,ときと場所を考えて,できるだけタイミングを逃さずに「ぶつける」ことが重要になってきます。

 生徒指導についても全く同じですが,ずっと前に言われるべきことを今ごろどうして言うの?・・・という理由で反発をくらう教師がいます。

 いくつか問題点をためておいて,まとめて「ぶつける」ケースも。

 それはまずいわけです。

 「その都度ぶつける」のは,自分にとっても,相手にとってもストレスがかからないコツになっているようです。

 あとは,「不満をぶつけている自分」をイメージで外から眺めて見て,思いとどまる(解消する),という方法もありますが,なかに,それで自己満足の世界に入れる人がいるのはやっかいなことです。

 相手にストレスを与えている自分というのが意識できない人には,あまりお薦めできないセオリーですね。

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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より