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教科書会社の負担 ふり返り366日【08/6/29】/昭和14年にできたもの

 学習指導要領,そしてその解説も,版を大きくしたり,体裁を考えたりと「読ませる」ための工夫をたくさんしているのですが,教員採用試験の前には読む指導要領も,採用された後は読んだことがない,という教師が少なくないかもしれません。

 特に小学校の教師は全科ですから,読まなければならない解説のページ数は大量です。

 しかも,「解説の解説」が出版されるくらい,実は解説というのは「分かる人」が読まないと「分からない」内容になっているので,ますます読むことから遠ざけてしまう原因になっています。

 小学校では平成23年度から,小学校では24年度から完全実施ですが,移行はもう始まっています。

 教科書もできていないから,「まだ先の話」と言い切ることはできません。

 ところで,学習指導要領やその解説本の弱点は表紙が薄いことと,読むときに紙の表面が光って見えないことがあることです。

 教科書会社に負担をかけて安く仕上げるのはやめて,30年版にはもっと本らしい本に工夫されることを期待します。

08/6/29 学習指導要領を読まない教師    学習指導要領の趣旨を誤解している方たちがいます。  「生きる力」とか、「新しい学力観」など、改訂に際してのキーワードの意味すら認識していない教師もたくさんいます。(なお、新しい学習指導要領は、現行の学習指導要領の理念を引き継ぎつつ、教育基本法や学校教育法の改正もふまえ、その理念の実現するための具体的な手立てを確立する観点からの改訂です。)  「移行措置」についても、「教科書会社が資料を作ってくれるだろう」と頼り切っている教師が多いことでしょう。  新聞などのマスコミからの情報を鵜呑みにしている教師もいます。  学習指導要領というのは、内容の基準を示すものであって、細かな内容や教育方法については現場や地域の特色に応じた創意工夫にまかされている部分が大きいものです。  そのため、「どうやって教えたらいいか分からない」という先生方のためにさまざまな研修が実施されています。  私は基本的に、50年たっても教師の教え方はそれほど変化していないのではないかと考えています。  内容の増減はあっても、20~30年前の教師と、今の教師を比べて、何がどれだけ変わったというのでしょう。  教師はほぼ10年ごとに学習指導要領が変わって、10年区切りの世代が引退していきますが、特別リニューアルされるわけでもなく、昔のスタイルを引き継いでいる部分が多いのではないでしょうか。  学習指導要領では、各学校がその特色に応じて工夫すべき点をたくさん示してあります。  本当に目の前にいる子どもたちのために工夫している教師が多いのかどうか、それを問うべきときだと考えています。  学習指導要領の改訂ごとに、現場がしっかり教育内容、教育方法についてふり返り、よかったことを引き継ぎつつ、課題があったことを改善していく。このサイクルは、「もっと短い方がいい」という意見もあるのですが、私は10年がいい区切りだと考えています。  学習指導要領には、細かい具体的内容や方法は示されていません。それは、それを示すと国定教科書ができてしまうからです。  現場の困惑は、よりよい指導法を編み出し、教科の専門性を磨くための産みの苦しみだと捉えています。  私は「学び直し」「目標と内容、その構成の再検討」の機会として、積極的に改訂を捉えています。  人から説明されるのをただ待つのではなく、具体的な質問ができるくらい読みこなせる教師が求められていると考えます。

******************
昭和14年(1939年)がスタートのもの
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
○文部省が中等学校に支那語(中国語)を正科として開設することを訓令。
○早稲田大学,本科に女子学生の入学を許可。
○文部省,第1回児童図書を推薦。新村出『イソップ物語』などが推薦される。
○百貨店食堂の見本料理,毎日捨てるのはもったいないと,以後絵や写真になる。
○大日本吹奏楽連盟が結成される。
○大日本音楽著作権協会が設立される。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
*昭和14年に廃止・中止されたもの。
 ○日本学生水上競技連盟,日本式泳法強化のためバタフライ泳法を禁止。
 ○文部省,男子学生には緊褌一番・長髪廃止・禁酒禁煙の断行を指示。
  女生徒には,口紅・白粉・頬紅・パーマネントを禁止。
 ○文部省,学生の運動競技を休日・土曜日の午後以外は禁止に。
 ○中学校で制服の金ボタン禁止。
 ○全国中等学校の入学試験を廃止。小学校長の報告書・人物考査・身体検査の3つの総合判定にする。
 ○デパートの年末贈答品の大売出しや配達が廃止,門松も全廃となる。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より