WBC・「心中型敗退」の典型か
往年の名選手が,「老化」が激しくなって成績が悪化しても試合に出続ける状況が続いているチームは,たとえば「優勝」というチームにとっての栄誉の希望をその一人の選手のために捨てることになりかねません。
野球に比べ,相撲では引退の決断が早いのは,「個人企業」だからなのかもしれませんが,「チームスポーツ」での「実力が出せない元実力者」ほど始末に終えない選手はいません。
韓国戦を観戦することはできませんでしたが,結果からは,あまりよくない予想が的中してしまったことがわかりました。
大勝できた理由の全くの裏返しが,連敗という形でよりくっきりと浮かび上がってしまいました。
監督がどうこうする,というのではなく,やはり本人に決断してもらうしかありません。
教育現場がかかえる問題の解決も,望ましい方法は実はそれしかないのです。
優秀でかつ好調な選手を起用しても,もちろん勝てる保障はありませんが,成績の悪い本人が悔いを残すことになるでしょう。
野村監督は「天才だから修正できない」という趣旨のことを言っていました。
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