ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 社会科教師の逆コンピテンシー その1 授業への不安 | トップページ | 戦慄の「大人かわいい」と本物の主役 »

社会科教師の逆コンピテンシー その2 導入・展開・まとめ

 第2回は、「自己展開力(①自己のB調整・統合力)」不足による問題です。
 一見すると、社会科教師には「自己展開力」が抜群だと評価されてしまう人がいます。
 よく「独演会」と批判される教師主導の授業をする人です。
 教師主導でも、それが子どもの学習を導いているなら問題はないのですが、流しっぱなしのテレビをみるように子どもが授業に臨んでいるタイプの授業はいただけません。
 子どもに「自己展開力」を身に付けさせることが教師の仕事であり、教師の話芸を見せつけるだけで終わってしまっては、必ず学習に主体的に臨むことができない子どもを生んでしまいます。
 50分の時間中、笑いが絶えない授業がときにはあってもよいのでしょうが、子どもを「お客さん」のように扱って満足させて終わりでは、教科の目標は達成できないでしょう。
 授業での指導過程には「展開」という中核部分がありますが、その前に位置づく「導入」の使い方、そして授業の最後の「まとめ」の使い方の巧妙さが、50分の授業を実のあるものにするコツであると言われています。
 (このコンピテンシーは、「戦略遂行力」とも関連があります。)
試験問題】 ○○の単元を扱うとき、次のいくつかの資料のうち、導入・展開・まとめで活用すると効果的なものを2つずつ選び、その根拠と具体的な活用法を述べなさい。
にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログへブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ

« 社会科教師の逆コンピテンシー その1 授業への不安 | トップページ | 戦慄の「大人かわいい」と本物の主役 »

教育」カテゴリの記事

社会科」カテゴリの記事

社会科教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 社会科教師の逆コンピテンシー その2 導入・展開・まとめ:

« 社会科教師の逆コンピテンシー その1 授業への不安 | トップページ | 戦慄の「大人かわいい」と本物の主役 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より