連休明けの問題行動のパターン
これは指導困難校(実質は教員の指導力不足校)での話ですが、連休明け後、いつも手を焼いている子どもたちの表情が、若干柔らかいものになっていると感じたことがあり、毎年この時期は子どもの表情をよく観察するようになりました。
いつも問題行動を繰り返す子どもでも、連休後には、食事をしているときに見られる穏やかな表情と似た雰囲気があるのです。
しかし、中には連休前より悪化している子どももいます。
科学的な分析ではないのですが、表情が豊かになった子どもは、連休中に、普段あまり接することができない親の愛情にほんの少しでも接することができたのではないか。
普段は会えない、離婚して親権を失った方の親に会えたりしているのではないか。
しかし、連休中ですら人の愛情に触れられず、似たもの同士が群れになって慰め合っていたような子どもは、まわりの表情の変化に耐えられず、またその不満のはけ口を探す・・・・。
怠そうな子ども、気の抜けたような子ども、動くのもめんどうくさくなっている子ども、生活のリズムが崩れて眠たそうな子どもなどは指導で変えることができますが、愛情不足を指導で補うことは非常に難しい。
学校では、変に教師に甘えてくる子どもというのは家庭での赤信号を示していると言われるように、ほどよい突き放し方をしないと、自立できない人間を生んでしまいやすい。
子どもの変化に対応できず、学校を休み出す教師が増える時期でもあります。
新学期が始まって1ヶ月足らずでやってくる大型連休前後の指導の切り替えというのは、案外重要なツボになっていると思われます。
学校の組織力、成果統合力は、たとえば年間指導計画で、道徳や特別活動を通してこの時期に何をどう指導することになっているかで評価できるでしょう。
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