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2 体験的・問題解決的な学習及び自主的,自発的な学習の促進(第1章第4の2(2))

2 体験的・問題解決的な学習及び自主的,自発的な学習の促進(第1章第4の2(2))

( 2 ) 各教科等の指導に当たっては, 体験的な学習や基礎的・基本的な知識及び技能を活用した問題解決的な学習を重視するとともに,生徒の興味・関心を生かし, 自主的, 自発的な学習が促されるよう工夫すること。

 これからの学校教育においては,変化の激しいこれからの社会を考えたとき,また,生涯にわたる学習の基礎を培うため,基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着とともに,それらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力等の育成を重視した教育を行うことが必要であり,生徒がこれらを支える知的好奇心や探究心をもって主体的に学習に取り組む態度を養うことは極めて重要である。このような資質や能力を育成するためには,体験的な学習や基礎的・基本的な知識・技能を活用した問題解決的な学習を充実する必要がある。
 このため,例えば,国語科では「社会生活の中から課題を決め,取材を繰り返しながら自分の考えを深めるとともに,文章の形態を選択して適切な構成を工夫すること」,「論説や報道などに盛り込まれた情報を比較して読むこと」などを言語活動例として示し,社会科では作業的,体験的な学習,数学科では「日常生活や社会で数学を利用する活動」といった数学的活動,理科では観察,実験の結果を分析し解釈する学習活動やものづくり,技術・家庭科では衣食住やものづくりなどに関する実習等の結果を整理し考察する学習活動などを充実している。さらに,総合的な学習の時間においては,自然体験や職場体験活動,ボランティア活動などの社会体験,ものづくり,生産活動などの体験活動,観察・実験,見学や調査,発表や討論などの体験的な学習を積極的に取り入れ,基礎的・基本的な知識・技能を活用した問題解決的な学習を充実させることとしている。このような学習の在り方は特定の教科等にとどまらず学校教育全体を通じて重視する必要がある。
 体験的な学習や基礎的・基本的な知識・技能を活用した問題解決的な学習は,主体的に学習に取り組む能力を身に付けさせるとともに,学ぶことの楽しさや成就感を体得させる上で有効である。このような学習の意義を踏まえ,各教科等の指導において体験的な学習や問題解決的な学習に取り組めるようにすることが大切である。各教科等において習得すべき知識や技能も体験的な学習やそれらを活用した問題解決的な学習を通すことによって,生徒一人一人のその後の学習や生活において生かされ総合的に働くようになるものと考えられる。

 また,各教科等の指導においては,基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得に留意しつつ,生徒の興味・関心を生かした学習指導を展開することが大切である。生徒の興味・関心を生かし,生徒の選択などを重視した学習指導を行うことは,生徒の学習意欲を喚起するとともに,選択能力を育成する上で有効であり,また,それは自主的,自発的な学習を促すことにつながると考えられるからである。この意味で各教科等の指導においては,学習することの意味の適切な指導を行いつつ,基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得を図るとともに,自主的,自発的な学習を促すことによって,生徒が学習の目的を自覚し,学習における進歩の状況を意識し,進んで学習しようとする態度が育つよう配慮することが大切である。
 このような学習を実施するためには,各学校においては,指導計画に適切に位置付けるとともに,教材,指導形態,1単位時間や授業時数の運用などに創意工夫を加え,これらの学習を積極的に取り入れることが望まれる。なお,これらの学習を展開するに当たっては,学習の内容と生徒の発達の段階に応じて安全への配慮を十分に行わなければならない。

*中学校学習指導要領解説 総則編(平成20年9月) 第5節 教育課程実施上の配慮事項より 

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より