意味や目的を「本気」で感じているか
人間は,意味や目的を感じられないことをするのが耐えられない存在です。
では,意味や目的を感じさせるためにはどうしたらいいのか。
「やることになっている」から「やる」のではなく,「やるべきだと思う」から「やる」という姿勢にさせるためには,「意味や目的」を「理解」させなければなりません。
「使命感」が無条件に存在するような環境では,あまり自主的にそう思える内容ではないでしょうが。
「使命感」が存在しないかもしれないからこそ,「理解」に向けた行動に真剣になれるのかも。
「100ページの1文」(09/09/28)より
生徒に向って繰り返しのべた言葉の中でも、「第一が宗教的道徳的規律、第二に紳士的行動、第三が勉学」とのべ、これがラグビー学校の三大目的だと強調した。
19世紀イギリスのパブリック・スクールについて記述されている部分で、アーノルド校長の言葉として紹介されています。
日本の中学校でも、A学院中などは「礼拝の時間」を最も重視しているそうで、「勉強が一番」と言わなくてよい学校の強さを物語っています。
外山滋比古の本は、頭に「刺激」を多く受けるタイプの本で、読んでいるうちに「考えごと」が多くなり、ページが先に進まなくなる代表的な著者の一人です。
書名から手にとって、期待はずれに終わるビジネスマンも多いかもしれません。この本は、日本の教師たちが手にとり、「通読できずに終わる」のが理想のかたちであるような気がしています。
目次より
第一章 フィナーレの思想
ライフワークの花
フィナーレの思想
第二章 知的生活考
再考知的生活
分析から創造
発見について
忘れる
第三章 島国考
パブリック・スクール
コンサヴァティヴ
大西洋の両岸
島国考
第四章 教育とことば
教育の男性化
面食い文化
市民的価値観
ことばの引力
ことばと心
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)







最近のコメント